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住宅ローンの基本

賢い住宅ローンの選び方は、長い期間支払うローンであることから、少しの条件設定の違いでも影響が大きいということです。
一見、住宅ローン金利の低い金融機関に目がいきがちですが、これ以外の諸経費も検討材料にすべきです。
住宅ローンを組むときに、金融機関は確実に債権を回収するため、団体信用保険にローン契約者を加入させます。

この保険に加入させることで、住宅ローンを組んだ者が、万が一死亡したとしても、ローンは保険会社を通じて回収できるようになっています。
この団体信用保険の保険料がローン残高に一定割合を乗じて算出されるので、結構な保険料になります。
保険会社にもよりますが、金利換算すると0.3~0.6%の金利上乗せに相当します。

一見、店頭金利が低いように見えても、団体信用保険の金利相当分を上乗せしたところで、検討すべきなのです。
しかし、最近は、この団体信用保険を金融機関が負担するところも出てきています。こうしたことから、団体信用保険も含めたところで、支払金額がいくらになるのかを含めた総額で、住宅ローンを選ぶ方法が一番賢い方法であると言えます。
金融機関のPRの店頭金利に目がいきがちですが、総額で検討することが大事です。

こういったローンですが、銀行だけでなくハウスメイカーなどでも相談に乗ってくれるところもあります。
レンガ造りの注文住宅で有名なエヌエイホームでは、社内にローンアドバイザーが揃っているので、住宅ローン相談から設計、施工までをトータルでサポートしてもらうことが可能です。同社の例はあくまでも一例にすぎませんが、多くのハウスメーカーや工務店、不動産屋さんなどで相談に乗ってくれると思います。

住宅ローンの負担を軽減するには

gf1940281962x新しい住宅を購入する際に必ず必要になってくるものが住宅ローンです。住宅ローンは土地や家を担保にして資金を借りるものです。しっかりと返せるように計画を立てて組む必要があります。そこで、少しでも負担を減らす住宅ローンの組み方があります。

金利引き下げの住宅ローンです。金利は住宅ローンだけでなく、借入する時は必ず利息が付きます。つまり、借りたお金とその金額についた利息も一緒に支払わないといけません。その利息を少しでも減らせば、返済する全体の金額が減ることになるのです。

中央ろうきんの住宅ローン(不動産担保型)なら、金利引き下げでローンを組むことが可能になります。中央ろうきんで住宅ローンを組むとしたら全期間固定金利型と変動金利型の2つに分かれます。

全期間固定金利型を利用すると金利はずっと変わらない、当初期間引き下げ型となります。ですから、ローンを組んだその月の金利でそのまま行われるということです。今月の金利でいうと中央ろうきんを利用する場合、中央ろうきんの会員であれば年1.500%、会員以外の方であれば年1.650%の金利で全期間変わりません。

一方、変動金利型を利用すると、全期間引き下げ型となり全期間を総合的に見ると低金利になります。今月の金利で言う会員の方の場合であれば0.625%、会員以外の方の場合であれば年0.775%となります。

さらに全期間固定金利型と変動金利型、2つのメリットを組み合わせた金利ミックスもあります。将来の金利変動リスクを抑えることができる優れものです。

このように、中央ろうきんで住宅ローンを組んだ場合は、3つのパターンから選ぶことができます。つまり、できるだけ低金利で返済することができるということです。低金利で利用できると、返済時に少しでも楽になることができます。住宅ローンを組むときはこのように金利の面を考えて賢く、住宅ローンを組みましょう。

住宅ローン固定金利と変動金利

住宅ローンの金利には、固定金利と変動金利があります。
金利は低ければ低いほどいいと思われがちですが、一概にそうとは言えないのが現実です。
では、この2種類の金利の違いとはいったい何でしょうか。

変動金利とは半年ごとに金利が見直される仕組みになっているのに対し、固定金利は一定期間統一の金利を採用する仕組みになっています。
つまり、変動金利を採用した場合、住宅ローンを組んだ当初の金利が保障されるのは最初の半年だけということになりますが、その機関の住宅ローンの支払額は低く抑えることができます。
逆に固定金利を採用した場合には、変動に比べて金利は通常高く設定されているので、住宅ローンを組んだ当初の支払額は高くなりますが、採用された期間については金利が上昇するリスクを回避できますので、その点は安心感があります。
つまり、どちらの金利を選択するかということについては、その人の考え方やライフプランによるところになります。

また、この2つのタイプを組み合わせた金利ミックス型という返済方法も存在します。
つまり、この2つのタイプのいいとこどりをするということですね。
安心もほしいけど、現在の変動の低金利も捨てがたい、そんな人はこの金利ミックス型がいいと思います。
多くの銀行では金利タイプごとに2本のローンを借りる形をとっていますが、銀行によっては1本のローンで複数の金利タイプを組み合わせることも可能です。